古文書専門店


古文書とは歴史の原典。古文書という有形の記録を読み解き、考察し、積み重ね、歴史が形作られる。



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書簡、書状、手紙



江戸時代

東園基雅 書状

江戸時代前期から中期にかけての公卿、正二位・権大納言。署名の基長は、基雅以前の名乗り。『東園基長卿記』を著す。
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表具 102.5 x 48.4 cm / 書状 27.4 x 41.0 cm
¥60,000(税込)
正二位権大納言.公卿.東園基長卿記.古文書.

御細章拜誦、来意のごとく先日は光臨に預り候のところ早々御帰宅、残念この事に候。然ればその節御契約申し入れ候源氏一帖・料紙一結落掌致し候。遅筆御存知の通りに候故、急々には出来仕り難く候間、兼てその御心得下さるべく候なり、恐々謹言。
五月六日   基長

江戸時代

森蘭斎 書簡

金子芦州宛。
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28.5 x 38.0 cm 本文三十四行
¥50,000(税込)
加賀藩御用絵師.熊代熊斐門.南蘋派.歌人.古文書.


  二白、立の節に御餞別に預かり、その旨恐れ入り存じ奉り候。右御礼までかくのごとくに御座候、以上。
一筆啓上仕り候、先づ以て尊家御揃ひ御安康に遊ばさるべく御座候旨、恐悦斜めならざる御儀と存じ奉り候。 誠に私事も十一月朔日に上野一ノ宮へ着仕り候。扨々この地にも三十年以前、厚く望みに成しくだされ候こと故、数年待ちかね候て大悦に存じ奉り候。 それにつきこの度、百年の末までも当社に残り候様に絵馬奉納仕るべく候様に皆々申され候。 尤私も兼々明神様の御助けにて、長崎へ参り妙師に付き候て志達し候こと、ひとへにこの明神様の御かげと存じ奉り候こと故、このたび右画馬に取り懸り申し候。 図は関羽壱人大に仕り候様に候、しかしながら三人もよろしきと申し候につき、よんどころなく関羽・周倉・関平、右三人大に認め候様に打ち寄り相決め候。 何分当月中には少々出来難く候。その余も段々画望等も多く候へども、何方心急に候へば、江戸表より認め候に仕り候て、相断り申すべく候。 扨々、只今は俗事等これなく、誠に画のみに相楽しみ大悦仕り候。 私立の節は御痛気の御様子に御座候ところ、もはや御快方と察し奉り候。 扨、善三郎さまには遠方御光来、恐れ入り存じ奉り候。いかさま近く内々目出度く帰国仕り候て、つもる御物語申し上ぐべく候、頓首。
七月十五日   文祥
金芦洲様

江戸−明治時代

三輪貞信尼 書簡

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書状 16.1 x 73.0 cm 本文三十七行
状態:紙表具は古く両軸先なし、境目が捲れ染みもあり、表具は無いものとお考えください。
¥100,000(税込)
京都祇園歌妓.香川景樹門.青木木米の娘.歌人.古文書.


よき時候に相なり、いよゝゝ御揃ひ遊ばされ、御機げんよくおはしますらんと推し計り、上なう御めてたく存じ上げ候。いつもながら御無音に打ち過ぎ、罪去り所なく存じ、当年も流行病まゝ有り、おそろしき事に候。しかし当方住居のあたりは一人も御座なく、まづゝゝ御安心下されたく、御地はさらに無きやうす、何よりゝゝめでたくよろこび申し上げ候。
さて、羽鳥翁御かたみのわらび画・文とも長々拜借いたし有りがたく、画の方は仰せにしたがひ頂戴いたし置き、文だけ本来ぬしへ托し御かへし申し上げ候。 当時きくものゝ森寛斎翁に上田重女さんやらのが半切有り合せ候間、御なぐさみに進じ上げ候。紅葉のころはあしきやまひも去り候半と存じ、どふか御来京遊ばされたく御待ち申し候。
内々ながら、東西両本願寺法主の歌短冊二枚御座候間、たれか御のぞみ御座候はゞ、世話取りなし下されたく、東の分は薄内雲短冊にて麁末、西は立派な短冊に候。
 東哥鴬 としことにかはらぬ物の春くれは 耳あたらしき鴬の聲
 西哥松為友 かはり行人の心はたのまれす 松をは千代のともとさためん
二枚代四圓位にねがひたく候、きつとのぞむ人なれば、五圓位につけ給るやうすとの事、ずい分高直(値)、しかし是は極内々にと払ひ候間、御承知置き下され候。 御返事はいつにてもくるしからず、御ついでに御きかせ下されたく候。猶申し上げたき事跡(後)に申すべく、後便に残し候。憚りながらおく様・御子様方へよきに御伝へ下され候、あなかしこ。
十月四日
小貝様   貞信
幸山本まゐり候間、右短冊二葉御めにかけ候。

明治時代

西村茂樹 書簡

舊仙臺藩士一條十郎宛。
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16.8 x 52.5 cm 本文十二行
状態:上端欠損、紙面数箇所穴(墨が散ったようになったところは穴です。例「国家」の左傍、「の義偏に)の左傍、日付の下等。
¥20,000(税込)
日本弘道会創設者.教育者.文学博士.明六社結成.古文書.

残暑甚しく御座候ところ、いよいよ御安全賀し奉り候。 然れば、先般三輪田高房御地へ罷り出で、弘道会支会設立の義御相談申し上げ候節は、御急用の御中、種々御奔走下され、御蔭にて支会設立の運びに至り候。 猶この上国家のため御尽力の義、偏に願ひ奉り候。 先生義、去る二十三日越後より帰京致し候に付、延引ながら、右御礼申し上げたく、かくの如く御座候、早々拜具。
八月二十九日   西村茂樹
一條十郎殿




コラム / Column



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